量より質?|雲南市ピアノ教室
こんにちは!
雲南市ばんちゃんピアノ教室のばんちゃんです。
ようやく寒くなってきましたね。
昨年エアコンの暖房だけでとても寒かったので、今年は灯油ストーブをゲット。
教室も暖かくしてお待ちしております。
さて、『量より質』という言葉をよく聞きますよね。
この話を聞くと、昔やった漢字練習を思い出します。
テストで間違った漢字をノートに10回書いてくる宿題。
間違った漢字をそのまま間違ったまま10回書いては、意味がないですよね。
それなら3回よく集中して書いた方が正しく覚えられます。
でもこれって、ある程度文字が書けるからこそ効く方法だと思うんです。
もっと始めの頃を考えてみてください。
ひらがなを書けるようになるのに、一生懸命練習しましたよね。
意外と『あ』とか最初の字の方が難しくて、『ね』『れ』『わ』とかわかんなくなって。
あの時ってとにかくたくさん練習しましたよね?
きっと数え切れないぐらい書いたと思います。
そうやって、始めの頃の”量”があるからこそ、その後”質”を求めた練習ができるようになる。
これ、ピアノにも言えることなんです。
ある程度のレベルまでは、量がそのまま質につながります。
特に習い始めのうちは量をこなすことが直接上達につながっていくことが多いです。
ある程度のレベルまでいくと、ただたくさん練習しただけでは上達しにくくなりますが、その時にすでに”量”が備わっていれば質の高い練習をすることも容易になります。
じゃあ、100回弾けば良いってこと?!
確かに100回弾いても上手になるとは思いますが、ここまで弾かなくても大丈夫。
『うまく弾けない…』という生徒さんに『どのくらい練習したの?』と聞くと、だいたい1回とか2回とか、もしくは練習していないとか(笑)
そんなことがほとんどです。
なぜわかるかというと、レッスンで少し練習すると弾けているからです。
特別なレッスンはしていません。ただ、3回弾いてみたり、ちょっと間違ったところを5回弾いてみたりしているだけです。
こうやってちょっと量をこなすだけで、最初はドンドン弾けるようになっていきます。
なので、始めの頃は”ちょっと練習すれば弾ける曲”を宿題に出しています。
量をこなすことに慣れていれば、この後質の高い練習を求めていく時に、練習自体に慣れているので集中して練習できるようになります。
特に小さいうちは同じ曲を3回弾くだけでも大変なことですが、シールを貼ったり、ビーズでカウントしたりして楽しく量をこなせるようになるといいですね♪
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