ピアノの醍醐味!両手で弾くには?|島根県雲南市ピアノ教室

こんにちは!ばんちゃんピアノ教室の板東沙耶香です。

ついに夏休みも終わり。

台風で始業式が延期になった学校もあるようですが、生徒さんたちが無事に2学期を迎えられて良かったです♩

ピアノの醍醐味でもあり第1の壁。両手奏

右と左、同時に動かして弾くことをピアノ指導の用語で『両手同時奏』と言います。

こんな感じのやつです

一度に色々な音を出せる、ピアノ醍醐味です!

ただこれが第1の壁でもあります。

この記事では、右手がメロディ、左手が伴奏になっている両手同時奏の場合を例にして、練習方法とチェックポイントを紹介します♩

両手同時奏の練習方法とチェックポイント

両手同時奏の練習方法

  • 片手で練習
  • 両手でリズム打ち
  • 右手歌う、左手叩く
  • 右手歌う、左手弾く
  • 両手で弾いてみる

両手同時奏の練習方法はこちら!

片手では弾けるのに、両手では弾けない

これの1番の原因は、「両手で弾いたらどういう曲になるのかわからない。」「両手で弾いたらどうやって動くのかわからない。」の2点。

頭の中で両手になった時どんな音楽になるのか構築できるようになると、両手同時奏ができるようになっていきます。

慣れないうちにポイントとなるのは②〜④の練習。

具体的に練習方法を紹介するので、両手同時奏が苦手な方はぜひ取り入れてみてください♪

片手で練習ーいきなり両手で弾いていませんか?

最初は片手ずつ確認しましょう◎

慣れてきたらいきなり両手で弾くこともできますが、初めのうちは出来ることから。

右手(メロディ)を弾く時に歌って弾いたり、拍子を数えながら練習したりするとさらに両手同時奏が楽になります。

両手でリズム打ち

次に、両手でリズムを叩いてみましょう。

右手がドを弾く時に左手のドソを弾く!

と音で覚えるのも1つの方法ですが、おすすめなのは拍子を数えて叩くこと。

複雑なリズムになってきたときも拍子をもとに考えられるとスムーズに理解することができます。

リズムが叩けるようになったら、右手(メロディ)だけ歌いながら叩くのもおすすめです。

右手歌う、左手叩く

どんどん形になっていきますよ〜!

次に右手(メロディ)を歌いながら、左手を叩きます。

どのような曲になっているのか、音楽と両手の動きをリンクさせていきます。

保護者の方と分担して練習するのもおすすめ。

右手歌う、左手弾く

今度は左手を弾きながら、右手(メロディ)を歌います。

この練習が一番大切!

ここまでくるとだいぶ曲の形が分かっているはず。

ポイントは、いきなり全部やらないこと。

1小節でもできるようになると、だいたい同じ動きをするので他の小節も応用できます。

1度動きがわかればこっちのもん!

この練習は複雑な曲になっても使えます。

両手で弾く

さあ!ここまでできればあとは両手で。

歌いながら弾いたり、拍子を言いながら弾いたりすると、今までの練習がいきて弾きやすいです。

ここでもいきなり全部やろうとしないこと。

教本にある初めての両手奏の曲では、いきなり複雑なものは少なく、同じ要素の繰り返しであることが多いです。

1小節できれば、あとの小節も同じ動きの連続。

少しずつできるを増やして、ピアノの醍醐味・両手同時奏を楽しんでくださいね♩

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